11月の来日から約1ヶ月に渡り、
ダニエル・オスト ※関連のイベントワークが続きました。
※
ベルギー出身の世界的フラワー・アーティスト。
若い時からフラワーデザインの国際的な受賞を続け、
世界各国でロイヤルウェディングを初めとする会場装飾、
エキシビションを開いてきました。
日本では京都の仁和寺や東寺・金閣寺等で実施。
今僕が働いている花屋がダニエルと提携している為、
彼が日本でイベントを行う際の制作はうちの花屋。
大勢の人が文字通り徹夜で制作・設営を行うことも
しょっちゅうありました。
そして今回の彼の日本滞在での〆の仕事が、
この土日のうちの店舗での接客。
もちろんただ接客するのでなく、事前の店内の
コーディネートも全てダニエル流に。
彼がデザインした数々の作品をうちの店に運び込み、
様々な商品の置き位置や棚の配置まで
彼の指示に従って行っていきました。
この2日間、特に今日は彼と話す機会も多く、
様々な事を彼の言葉から、態度から、教わりました。
この嬉しい気持ちを忘れないようにと、
本を買ってサインを頂きました。
今、横に広げながら興奮気味にこれを書いています。
会社をやめてイギリスにわたったのが今から6年前。
僕にとって花業界での最初のボスがポーラ・プライク という
女性フローリストでしたが、彼女がある日僕に
「私は彼の作品が大好きなの。本当にすごい人よ。」
と話ながら、ある写真集を見せてくれました。
それが僕がダニエルを知ったきっかけでした。
そんなこともあり、この二日間は
ポーラの事を何度となく思い出しました。
おおげさかもしれませんが、
ポーラが僕とダニエルをつなげてくれたような、
そんな気がしたのです。
ありがとう、ポーラ。